必要なスキルや知識

ITコンサルタントの仕事は、システムエンジニアやプログラマーのように自分でIT機器を操作して開発などを行う実務ではなく、主にシステム全体を総括して指示をすることだ。
顧客のご意見・ご要望を聞きそれに自分の専門的な知識を加え、顧客と現場の人間の納得できるシステムを構築することが、ITコンサルタントの任務である。あくまでシステム構築の方向性を提示する役割であり、実際の実務はシステムエンジニアやプログラマーに依頼して仕事をしてもらう。

しかし指示をするだけで実務は行わないと言っても、ITに関するスキルや知識が皆無ではITコンサルタントの仕事をこなすことはできない。
IT技術と知識を持ち合わせることは必須条件だが、それに加えシステム全体を仕切る判断や指示などのリーダーシップが必要とされる。そして、今持っているITに関する知識と技術だけでなく、IT業界の最新技術情報、消費者のニーズ、さまざまなビジネスモデルなど最新の動向を常にインプットすることも、ITコンサルタントに強く求められてる。

ITコンサルタントの世界は年功序列ではなく完全な能力主義であり、仕事ができれば若くして年収1,000万円台を狙える業種だ。その反面、キャリアを重ねても仕事ができない人は、何年経っても収入をアップさせることはできないだろう。

システム全体を総合的に仕切ることができるリーダシップ、そして貪欲に情報を取り入れる向上心が、ITコンサルタントにとって必要不可欠な要素だ。
ITコンサルタントへ転職を考えているなら、それらのことを事前に把握しておくと良い。